ジャック・ニクラウス、ゲーリー・プレーヤー、トム・ワトソンなど、レジェンドのスーパーショットに熱狂!マスターズ開幕前日に開催されるPar3コンテストの魅力

ジャック・ニクラウス、ゲーリー・プレーヤー、トム・ワトソンなど、レジェンドのスーパーショットに熱狂!マスターズ開幕前日に開催されるPar3コンテストの魅力

2019年6月2日

ゴルフトーナメント観戦の何よりの魅力は、信じられないようなスーパーショットを間近で見ることができること。世界最高峰の「ゴルフの祭典」マスターズでは、開催期間中数多くのスーパーショットが続出し、パトロンを熱狂させる。

マスターズ開幕前日、ショートゲームの点だけでは本戦に負けない盛り上がりをみせるイベントが開催される。毎年ホールインワンが続出するPar3コンテストだ。

目次 

●70〜150ヤードの9ホールで水曜日に開催。もちろんグリーンは本コースに負けない速さ
●トップスタートは12時。各選手のスタート時間は直前ならないと発表されない
●一番多くのパトロンを集めたのはレジェンド組。輝きを失っていないニクラウス、プレーヤー、ワトソンのプレーに感動
●ホールインワンを見るならこのイベントが最適!今年は4人の選手がエースを達成
●家族で参加する選手が多く、小平智は奥さんを、今平周吾はフィアンセをキャディに
●マスターズならではの“手動”のリーダーボードなども魅力的
●写真撮影はOK!選手からサインをゲットするチャンスもあり!

70〜150ヤードの9ホールで水曜日に開催。もちろんグリーンは本コースに負けない速さ

開幕前日の水曜日、多くのパトロンはオーガスタナショナルゴルフクラブの本コースではなく、Par3コースに集まる。鮮やかなグリーンが眩しい美しい景色、池やバンカーなどが効いた難しいレイアウト、そしてオーガスタ名物の高速グリーンは本コースに引けをとらない。

7番ホールグリーン奥からの写真
Par3コースの7番ホールグリーン奥からの写真

距離は70〜150ヤードで、全9ホールのうち7ホールが100ヤード以上。さらに多くのホールで池が絡みバンカーが効いているホールが多いなど、Par3コースといってもあなどれないレイアウトだ。

Par3コースのレイアウトとヤーデージ
Par3コースのレイアウトとヤーデージ

下記YouTubeからはGoogleアースの映像でPar3コースをみることができる。

トップスタートは12時。各選手のスタート時間は直前ならないと発表されない

水曜日にオーガスタナショナルゴルフクラブにいると、所々でお昼からPar3コンテストが行われるというインフォメーションがされている。Par3コースの入り口近くにはペアリングも表示されているが、やや不便に感じるのが選手のスタート時間近くにならないと表示されないことだ。

マスターズのテレビ解説で有名だった岩田禎夫さんの著書「マスターズ栄光と喝采の日々」によると、「参加は自由で組み合わせやスタート時間などのスケジュールは決められていない。気の合う選手同士が気の向いた時にスタートする」と書かれているとおり、このイベントは直前にならないと何も決まらないようだ。

筆者もお目当てのジャック・ニクラウス、ゲーリー・プレーヤーの組はいつスタートするのかとヤキモキ。午後3時の少し前くらいにスタートホールに多くの人が集まり出したのでもしやと思いペアリングボードを確認すると、3時2分にジャック・ニクラウス、ゲーリー・プレーヤー、トム・ワトソンの名前が表示されていた。

Par3コンテストのペアリングボード
Par3コンテストのペアリングボード

一番多くのパトロンを集めたのはレジェンド組。輝きを失っていないニクラウス、プレーヤー、ワトソンのプレーに感動

やはりゴルフ界のレジェンドの組には、多くのパトロンが集まっていた。なんとか観戦場所を確保して1番ホールのティーショットを観戦。筆者は取材などで海外のトーナメントを観戦する機会は少なくないが、ニクラウス、プレーヤー、ワトソンのプレーを見るのは久しぶりで、感動してしまった。

ニクラウスは79歳、プレーヤーは83歳、そして一番若いワトソンでも69歳。スイングなどは昔と変わってしまったが、なんというかこの3人ならではのそれぞれのスタイル、間、雰囲気的なものは歳を取っても変わっていないし、見ているだけで幸せだった。

そして何よりも素晴らしいのは今でも本気で最高のプレーを求めていること。6番ホールではニクラウスがもう少しでホールインワンというスーパーショットをみせ、パトロンを熱狂させた。ところが本人は「なんで入らないんだ」というような仕草。本気でエースを狙い続けるレジェンドは今でもまったく輝きを失っていなかった。

1番ホールには多くのパトロンが集結
1番ホールには多くのパトロンが集結

今も輝き続ける3人のレジェンド
今も輝き続ける3人のレジェンド

ニクラウスは「なんで入らないんだ」というような仕草
6番ホールで惜しくもホールインワンを逃したジャック・ニクラウス。パトロンはスーパーショットに熱狂したが、ニクラウスは「なんで入らないんだ」というような仕草。レジェンドは本気でエースを狙っていた!

パットを外し悔しがるゲーリー・プレーヤー
パットを外し悔しがるゲーリー・プレーヤー。83歳になってもオーバーアクションは健在

ホールインワンを見るならこのイベントが最適!今年は4人の選手がエースを達成

皆さんはホールインワンを生で見たことがあるだろうか?しかも世界のトッププロで見たいのならば、マスターズのPar3コンテストほどその夢を叶えてくれる舞台はないだろう。どのホールでも聞こえてくる「Get in the Hole!!!」というパトロンの叫び声!マスターズのPar3コンテストに来るパトロンは真剣にホールインワンを期待している。

実際今年は4名の選手がホールインワンを達成。マーク・オメーラが5番(130y)、シェーン・ローリーが2番(70y)、マット・ウォレスが8番(120y)、そしてアマチュアのデモン・ブリングが7番(115y)で達成した。

なお、TBSテレビのマスターズサイトでそのホールインワンの映像が見ることができる。

https://www.tbs.co.jp/masters/par3/

家族で参加する選手が多く、小平智は奥さんを、今平周吾はフィアンセをキャディに

ほとんどの選手がマスターズの正式なキャディのつなぎを用意して自分の家族をキャディとして連れてラウンドしている。小さな子供の用のつなぎを着ている子供達と選手がラウンドしている光景は微笑ましい。

ジャック・ニクラウスはお孫さんとラウンドしていた
ジャック・ニクラウスはお孫さんとラウンドしていた

また、小平智は2年連続で夫人の古閑美保さんと、今平周吾は婚約者の若松菜々恵さんとランンド。なお、昨年は宮里優作が妹のを宮里藍さんをキャディとしたり、2010年には石川遼が妹の葉子さん、弟の航君とラウンドするなど、毎年誰をキャディにするかが話題になっている。

小平智は2年連続で夫人の古閑美保さん
小平智は2年連続で夫人の古閑美保さん

今平周吾は婚約者の若松菜々恵さん
今平周吾は婚約者の若松菜々恵さん

マスターズならではの“手動”のリーダーボードなども魅力的

個人的に気に入っているのは“手動”の様々な掲示。本戦と同じように電光掲示板は使用されておらずすべてアナログの手動だ。しかもPar3コンテスト用に作られており、Par3コースの景色ともマッチしている。

リーダーボード
リーダーボード。コースの雰囲気ともマッチしたデザイン

プレー中の選手のスコアを掲示
プレー中の選手のスコアを掲示

写真撮影はOK!選手からサインをゲットするチャンスもあり!

リラックスした雰囲気で行われているPar3コンテスト。パトロンは自由に写真撮影ができる。また、ラウンド中でも選手たちは気軽にサインに応じてくれたり、移動中に手を差し出すパトロンにタッチをしていた。選手との交流もこのイベントの大きな魅力になっていた。

ジャック・ニクラウスのショットをカメラに収めようとする多くのパトロン
ジャック・ニクラウスのショットをカメラに収めようとする多くのパトロン

ラウンド中でもサインに応じるゲーリー・プレーヤー
ラウンド中でもサインに応じるゲーリー・プレーヤー

手を差しだすパトロンにタッチしながら歩くジャック・ニクラウス
手を差しだすパトロンにタッチしながら歩くジャック・ニクラウス

更新情報

2019年9月8日更新