マスターズ観戦のお土産事情!マグノリアレーンでの無料記念写真も必須

マスターズ観戦のお土産事情!マグノリアレーンでの無料記念写真も必須

マスターズ観戦での楽しみの一つはお土産を買うこと。「長蛇の列ができていてなかなか買えない」、週の最初に買わないと多くの商品は売り切れる「などとの噂もあるが実情は?
2017年は土日、2019年は火水、2022年は「オーガスタナショナル女子アマチュア」のファイナルラウンドが行われたマスターズ前週の土曜日からマスターズ最終日まで計9日間会場にいた筆者の体験を書く。

※2019年9月17日に作成したものに追加情報を入れました。

朝は長蛇の列!30〜45分くらい並んで入店

朝は多くのパトロンが並んでいる。初めて行った時はどのくらい待つのか不安になったが、毎回30〜45分くらいで入店できている。

行列ができていてもオペレーションが良いのであまりストレスはない。世界各国から来ているパトロンの様子を観察していたり、その日の観戦予定を考えているだけで、時間はあっという間に過ぎた。

なお、大量に購入した場合はオフィシャルショップの隣の荷物預かり所に預けることもできる。筆者は2017年に利用して朝は並んだが10分程度だった。また、途中退出も可能なので車で来ているパトロンは大量に購入したお土産を車に置きに駐車場へ戻っていた方も少なくないようだ。

朝にお土産を大量に購入し、駐車場へ戻るパトロン
朝にお土産を大量に購入し、駐車場へ戻るパトロン

選手がラウンドしている日中は比較的空いており、すぐに入店できることができる時間帯もある。夕方もそれほど混んでいないが、選手ホールアウト後しばらくするとクローズしてしまい入店できなくなってしまうので注意しよう。

いつ購入するのが良いかに関しては、個人的には少し混んでいたとしても朝に購入してしまった方が良いと思う。後述するが朝の方が品揃えが豊富なこともその理由。また、たまに天候不良や雷雲接近のため会場内がクローズされてしまうことがあり、その際はオフィシャルショップも閉店となる。朝お土産を買っていないと買いそびれる恐れもあるのだ。日中は観戦に集中して、夕方がショップが開いていて体力が余っていたら立ち寄るという形がベターだ。

毎朝、オフィシャルショップは長蛇の列ができる
毎朝、オフィシャルショップは長蛇の列ができる
選手紹介の看板
オフィシャルショップへ入る通路には選手紹介の看板などもあり、並んでいても飽きない工夫がある

土曜日でも商品は豊富!週の前半に売り切れてしまうということはないほとんどない模様

オフィシャルショップの中で写真を撮ろうとしたらスタッフに「NO」と静止されてしまった。撮影はNGということで写真はないが、ショップ内は広々としており、ウェア、キャップ、小物などが、所狭しと並べられている。

2017年に行った際は土曜日から現地に入ったので、商品が売り切れていないか少し心配だったが、常に補充がされているようで問題がなし。
お土産は早めに買わないと売り切れてしまうということはなさそうだ。ただ、ウェアは非常に多くの種類があるので、商品によってはサイズが欠品しているものもあるかもしれないが、筆者は欠品やサイズがなくて購入できなかったという経験はまったくなかった。

2022年は前週の土曜日から最終日まで会場にいた。このお土産ページは筆者のマスターズ記事の中でもページビューが非常に高いので、読者のためにも商品の状況をこまめにチェック。2017年に感じたように商品は最終日まで品薄になることがなかった。ただ一方で、一部この年にしか買えない商品があり、その商品はいくつか最終日に売り切れていた。

例えばナップサック。筆者は2017年に購入していたものを使用していたが、デザインは毎年か数年おきに変わっている模様。3日目の土曜日に買いに行ったがなんと売り切れだった。また、「これは見たことがない」という定番以外の商品も多くが売り切れていた。例えばポーチ。筆者は開催前週に購入していたが翌週にはなくなっていた。

オフィシャルショップで購入できるナップザックを背負って観戦するパトロン。種類も様々だ01
オフィシャルショップで購入できるナップザックを背負って観戦するパトロン。種類も様々だ02
オフィシャルショップで購入できるナップザックを背負って観戦するパトロン。種類も様々だ

なお、お土産はこのオフィシャルショップでないと買えないが、キャップなど一部の商品はコース内にある小さなショップでの購入も可能。コース内のショップの方が並ぶ時間は短いようだ。

初観戦では必ず買うべきものは、ナップサック、バッチ入れ、そして双眼鏡。また本戦の観戦にはオフィシャルチェアもマスト

長年毎年マスターズを観戦している方にアドバイスいただいたのが、ナップサック、バッチ(チケット)入れ、双眼鏡を最初に買うことだった。

バッチ入れ、ナップサック、そして双眼鏡
初観戦の際買った方が良いとアドバイスされた、バッチ入れ、ナップサック、そして双眼鏡

大きな荷物の持ち込みが禁止されているマスターズでは、このオフィシャルショップで売っているナップサックに入るくらいの荷物であれば持ち込みはOKと言われている。今年はこのナップサックにカメラを2台入れて入場したがまったく問題がなかった。

また、小物を持ち歩くには適しており、日本でも利用している。

会場内では常にバッチ(チケット)を見えるようにつけていないといけないのだが、このバッチ(チケット)入れを使用すれば落とす心配もなく非常に便利だった。
パトロンの中にはバッチ(チケット)入れは使わず紐でベルトなどにくくりつけている方もいたが、落としてしまうのではないかと他人ながら心配になったし、実際に落としてしまい後ろを歩いていた心優しいパトロンに拾ってもらっていた方も見かけた。

なお、バッチ(チケット)がないと、問答無用で追い出されることになるので注意が必要だ。

双眼鏡に関しては市販のもので良いのではと思ったが、アドバイスに従って買ってみると確かに秀逸だった。ピントを合わせる操作がほとんど必要なく、サッと取り出してすぐ遠くが見ることができるトーナメント観戦に適した双眼鏡だった。

後日談だが日本のトーナメントで、トーナメント解説でも有名なプロゴルファーがこのマスターズで売っている双眼鏡を使用していた。きっと使い勝手が良いので手放せなくなっているのだろう。

本戦を観戦する際に個人的にマストだと思ったのは、折りたたみ式の緑の椅子だ。マスターズはシッティングエリアで席取りができるのだが、オススメの観戦方法は、朝一にお気に入りエリアを席取りして、午前中は好きな場所で観戦して午後からは席取りした場所でゆっくり観戦するスタイル。

例えば朝一で18番ホールのグリーン周りの席取りをして、午前中はお気に入りの選手について観戦、午後からは席取りをした18番ホールのグリーン周りに戻り上がってくる選手を観戦するという方法だ。

折りたたみ式の緑の椅子
席取りができる折りたたみ式の緑の椅子も本戦の観戦の際には是非購入したい。30ドル

ウェア系も充実!日本から持ってくる衣類は最小限にして現地で購入すればお土産にもなる!!

パトロンの多くはその年のマスターズのキャップをつけたり、ウェアをきてマスターズ観戦を満喫している。キャップ、バイザーは様々な種類があり、さらにフェアも、ブルゾン、セーター、ポロシャツ、Tシャツなど、ウェア系は種類もデザインも色も様々。マスターズ観戦期間中の着替えはオーガスタで調達すればそのままお土産になる。

オフィシャルショップで購入したウェアを来て観戦するパトロン01
オフィシャルショップで購入したウェアを来て観戦するパトロン02
オフィシャルショップで購入したウェアを来て観戦するパトロン03
オフィシャルショップで購入したウェアを来て観戦するパトロン04
オフィシャルショップで購入したウェアを来て観戦するパトロン

ここで筆者の失敗談を一つ。試着して気に入り購入したブルゾンだったが、新しい商品を出してもらって購入したところ、ホテルに帰ってサイズが異なっていたことを発見。「ガーン」とショックを受けたが、気を取り直して翌日レシートと商品を持って入口のところで問い合わせると、既に購入済みの商品としてカバーをしてくれた上で、「正しいサイズの商品を持って、カウンターの1番か2番で商品を取り替えてもらってください」との指示。無事、取り替えてもらえた。

購入した商品の一部を紹介!

クリップマーカー、グリーンフォークなどのゴルフグッズ、マグカップ、コースター、さらには様々なウェアやキャップなど、本当に様々なものが売っている。見ているだけで楽しいのであっという間に時間が立ってしまう。ここでは筆者が購入した商品を紹介する。

グリーンフォークとマーカーのセット 20ドル

グリーンフォークとマーカーのセット。20ドル

ハットクリップ 10ドル

ハットクリップ。10ドル

ボールマーカー(2019年)7.5ドル

ボールマーカー。7.5ドル

ボールマーカー(2022年)9ドル

2022年のボールマーカー

ボールマーカーは2019年に購入した際は7.5ドルだったが、2022年は 9ドルと値上がりした。年号が入ったお土産で比較的リーズナブルなお値段のものは少なく人気がある。特にタイガー・ウッズが優勝した2019年や、日本人にとっては松山英樹が優勝した2021年などは人気があり、オークションサイトなどでも値段が高騰しているようだ。
 

コーヒー用マグカップ 15ドル

コーヒー用マグカップ。15ドル

 

様々なデザイン、色のマグカップ 各15ドル

様々なデザイン、色のマグカップ

毎年同じ定番のデザイン・色の商品もあるようだが、一部は毎年異なったデザインもある模様。しっかりとした箱に入れられているので、持ち運びも安心だ。
帰国後もコーヒーや紅茶を飲むたびにオーガスタに思いを馳せることができ、自分用のお土産としてもオススメ。
 

コースターの4枚セット 75ドル

※グラスは2017年に購入したロックグラス

コースターの4枚セット。75ドル
コースター

 

ボールマーカー4つのセット 各20ドル

ボールマーカー4つのセット

ロゴだけのシンプルなものと、アゼリアなどの花のイラストが入ったものと2種類がある。花のイラストの入ったものは女性用のお土産で筆者も難度か購入したが、「わ〜、キレイ!」と好リアクションが多い。
 

ケース付きのボールマーカー 18ドル

ケース付きのボールマーカー

高級感がある一品。量で攻めたいなら4つ入りがよいが、質ではこちらがオススメ。
 

バッグタグ 15ドル(左のもの)

バッグタグ

2017年には開催年のバッグタグが販売されていたが、近年は年号入りのバッグタグは販売されていない。
 

アップルウォッチ バンド 49ドル

アップルウォッチ バンド

「え!こんなのも売っているの」ということで、思わず購入。
 

コースター20枚入り 15ドル

コースター20枚入り

お土産は高価なので、多くの方に買っていく財政的な余裕はない方も多いと思う。そんな方におすすめなのが20枚入りコースター。1枚1枚デザインも異なり、見ているだけでも楽しい。
 

キーホルダー 各9ドル

キーホルダー

様々な色がありおしゃれ。ゴルフをプレーしない方へのお土産としても最適。
 

キャップ 各28ドル

キャップ
キャップ

写真は3種類のみだが、オフィシャルショップ内では様々な色やデザインのキャップが売っていて数百種類はあるのではないかと思われる。写真の3つに関しても色だけでなく、よく見るとロゴのデザインが微妙に異なる。
 

バイザー 24ドル

バイザー

キャップほど種類が豊富ではないが、自分の好きな色、デザインが選べる。
 

日焼け止めとリップクリームのセット 8ドル

日焼け止めとリップクリームのセット

観戦にあたっての消耗品も、そのままお土産になる。
 

Hand Stitched Needlepoint(手縫いの刺繍)のカードケース 60ドル

Hand Stitched Needlepoint(手縫いの刺繍)のカードケース

手縫い刺繍の商品はいくつかあるが、こちらはカードケース。温かみのある一品。
 

レザータイプのカードケース 60ドル

レザータイプのカードケース

高級感のある一品。大切な方へのお土産に、または自分へのご褒美に。
 

ボトルオープナー/栓抜き 29.5ドル

ボトルオープナー/栓抜き

「お!こんなものもある!!」ということで購入。
 

ポーチ 20ドル

ポーチ
ポーチ

以前より欲しかったポーチを2022年に購入。例年、デザインの異なるポーチが並んでいるが、すぐになくなってしまう印象。
 

クマのぬいぐるみ 15ドル

クマのぬいぐるみ
クマのぬいぐるみ

毎年、少しずつ変わるクマのぬいぐるみ。写真は2022年のもの。ディフェンディングチャンピオン(2021年は松山英樹)に似せているという噂もある。足の裏にはその年の年号が入っている。
 

おりたたみ傘 

おりたたみ傘

傘も現地で調達して、お土産にしてしまおう。
 

ヤーデージガイド 8ドル

ヤーデージガイド

各ホールの詳細が書かれており、観戦に当たって持っておくと便利な一冊。
 

カシミヤのセーター 395ドル

カシミヤのセーター
カシミヤのセーター

写真だけでは伝えられないが、滑らかで上質な触り心地が抜群に心地良い。非常に高額だが、品質としても価格に十分に見合った商品だ。
 

ジップレインジャケット 129ドル

ジップレインジャケット
ジップレインジャケット

レインジャケットと書いてあるが、朝晩の涼しい時間帯に羽織っているパトロンが多く、お土産としての定番商品。
 
下記は2017年に購入したもの。

ジップレインジャケット
ジップレインジャケット

2022年と2017年ではほぼ同じ商品だが、袖のベルクロのデザインが変わっていた。
 

ジップアップスポーツウェア 95ドル

ジップアップスポーツウェア
ジップアップスポーツウェア

サッと羽織るのに便利。動きやすく、秋冬のゴルフのラウンドでも重宝する。
 

ジップアップのアウター 95ドル

ジップアップのアウター

筆者は身長168cmの68kg。肩幅が広いので日本でのサイズはLかMのどちらか。今回は試着して購入したがMサイズでややゆったり目だった
 

ピンフラッグ 

ピンフラッグ
その年のピンフラッグもお土産の定番。サインをもらうパトロンも多い。

 

マグノリアレーンも見れて無料で記念撮影ができる購入した商品の一部を紹介!

最後に一生の記念となるクラブハウスをバックにしての記念撮影サービスを紹介!コース内に入りPar3コースに向かい突き当たりを左折。さらに道なりに左折をしてくとマグノリアレーンと白亜のクラブハウスが見えてくる。

ここでパトロンが列を作っているのだが、無料の記念撮影を待つ方々だ。カメラマンが3人くらいいるので流れはよく、20分くらい待って撮影。プレイヤーなど限られた人しか通行できないマグノリアレーンの雰囲気や、クラブハウスの様子を見ていると時間はアッという間に過ぎていった。

撮影後はカードをもらい、ホテルに戻ってからそこに書かれていた番号を入力しダウンロード。オーガスタナショナルゴルフクラブの白亜のクラブハウスをバックにした写真は最高のお土産になること間違いなしだ。

記念撮影は1人でも夫婦でもまたはグループでも可
記念撮影は1人でも夫婦でもまたはグループでも可
撮影が終わるとカードがもらえる
撮影が終わるとカードがもらえる
ダウンロードして一生の宝物に
ダウンロードして一生の宝物に

入り口でもらえるガイドブックとドリンクを買った際のカップもお土産にしよう!

最後にタダなのにお土産になるものを紹介。
入り口でもらえるガイドブックと飲み物を買った際のカップだ。パトロンの中には飲み終わった後のカップを持っている方が少なくない。

入り口で配っているガイドブック
入り口で配っているガイドブック
後ろのポケットに注目。飲み終わった後のビール?のカップが何重にも積み重なっている…結構しっかりした作りなので再利用可。筆者もこの日本に持ち帰ったカップでたまにビールを飲み、オーガスタを思い出している
…後ろのポケットに注目。飲み終わった後のビール?のカップが何重にも積み重なっている