マスターズを観戦して素晴らしい!と思うことは、とてもたくさんある。
コースに辿りつくまでの道のりもその一つ。毎年同じ場所で開催されているということもあり、パトロンを出迎えるための様々な趣向が凝らされている。
今回はコース付近から、入場ゲート、そして1番ホールのティグラウンドまでの道のりを紹介。行ったことのある方は夢の時間を思い出して欲しいし、行ったことのない方はオーガスタナショナルゴルフクラブの入場を疑似体験できる。また、いつかマスターズ観戦に行こうとしている方は、観戦するに当たっての参考に一読願いたい。
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目次
●ゴルフ場のまわりには、大型ショッピングセンターや様々なレストランがある
●スマホの持ち込みは厳禁!オーガスタナショナルは、持ち込めるものが限られる
●厳しい看板の後には、ウエルカムな雰囲気!入場前から色鮮やかなアゼリアを鑑賞
●パトロンが利用できる無料駐車場は広大!入出場は比較的スムーズ
●入場ゲートは東京ディズニーランドの入り口のような雰囲気
●いよいよ入場!「ウェルカムオーガスタ」、「エンジョイマスターズ」などとスタッフが笑顔で出迎え
●ドライビングレンジとアプローチ練習場も広大。オフィシャルショップは長蛇の列
●オフィシャルショップは長蛇の列だったが、オペレーションが良いので30分くらいで入店
●観戦の合間にパトロンが寛ぐスペースを通過すると、いよいよコースに!
ゴルフ場のまわりには、大型ショッピングセンターや様々なレストランがある
オーガスタナショナルゴルフクラブは、どんな場所にあると思っていただろうか?日本では自然の中にひょっこり現れるゴルフ場が多いが、マスターズの会場のまわりには、大型ショッピングセンターや数多くのレストランがある。
2019年は送迎車でホテルから会場に向かった。コース付近では渋滞していたが、まったく車が動かなくなるようなことはなく、ノロノロと前に進んでくれた。1日3万〜5万人くらいのパトロンが集結する割には、それほど大きな渋滞ではないという印象だ。
到着直前の車で撮影。オーガスタナショナルゴルフクラブは、右斜め前方にある。A1と書かれた場所から入場している人々はマスターズのパトロン
![「THE FRESH MARKET]](/wp-content/uploads/vol07_01.jpg)
スマホの持ち込みは厳禁!オーガスタナショナルは、持ち込めるものが限られる
入場ゲートのかなり前で、大きく「禁止事項」と書かれた看板がお出迎え。スマホは持ち込み禁止、カメラは練習日のみ持ち込み可能など、入場に当たっての注意事項が詳しく書かれている。このルールを破った方は、永久追放という厳しい文言も!

なお、大きな荷物も持ち込み禁止。コース内にある公式ショップで購入したマスターズのナップサックに入るくらいであれば問題がないと言われている。参考までにカメラ2台を持ち込んだパトロンのなかでは結構大荷物だと思われる筆者の荷物を紹介する。

また、朝は結構寒く(12〜15度くらい)日中は晴れていれば気温が25度以上になることもある4月上旬のオーガスタ。筆者の場合は入場時にはセーターを着用し、日中は脱いで腰巻きにして半袖で過ごしていた。
厳しい看板の後には、ウエルカムな雰囲気!入場前から色鮮やかなアゼリアを鑑賞
入場前からオーガスタ名物のアゼリア(西洋ツツジ)の花がお出迎え!「WE HOPE YOU HAVE A WONDERFUL DAY.」、「WELCOME TO THE 2019 MASTERS TOURNAMENT」など、電光掲示板の文字もウェルカムモード。この辺りからワクワク感が増してくる。
この後、警備犬が登場。爆発物など危険物を持ち込んでいないかのチェックを行っているのだろうか?



パトロンが利用できる無料駐車場は広大!入出場は比較的スムーズ
パトロンは無料駐車場が利用できる。車をとめる敷地は広大で、いつきても比較的にスームズに車の入出場ができている印象だ。
セルヒオ・ガルシアが優勝した2017年最終日、グリーンジャケットセレモニーを見学した。その日は駐車場に停めていた車でホテルに戻った。
セレモニーの直後だったため帰ろうとするパトロンで大混雑。駐車場から出るのにかなり時間がかかるかと思ったが、20分くらいで出場できた。会場前のワシントンロードは渋滞しておらず、その後はスムーズにホテルへ戻れた。
余談だがパトロンに退去命令が出た時などの緊急時には大渋滞が起こるようだ。雷の影響で会場がクローズになった経験のある方の話では、帰ろうとするパトロンが集中してしまい駐車場から出るのに1時間半くらいがかかってしまったそうだ。
オーガスタナショナルゴルフクラブのパトロン用の無料駐車場は広大
入場ゲートは東京ディズニーランドの入り口のような雰囲気
いよいよ入場ゲート。携帯を持ち込んでいないか何度も確認され、持っている場合は預けるように指示される。また、飛行機に乗る時のようにセキュリティチャックが厳しく、金属類(鍵、小銭など)はトレーに置き、金属探知機をくぐり抜けてから入場する。
なお、大きな荷物やスマホは持ち込めないので、無料駐車場を利用するパトロンは車に置いてきている方が多いようだ。車上荒らしの可能性もあるので、スマホなどの貴重品で会場に持ち込めないものは、ホテルのセーフティーボックスなどで保管した方が良いだろう。
入場に少し時間がかかるので、大勢のパトロンが並んでいる



いよいよ入場!「ウェルカムオーガスタ」、「エンジョイマスターズ」などとスタッフが笑顔で出迎え
厳しいセキュリティチェックをクリアして入場すると「ウェルカムオーガスタ」「エンジョイマスターズ」などと、スタッフが笑顔で出迎えてくれた。観戦ガイドを受け取り夢の一日がスタート。
なお、動画の撮影は禁止なので、ここからはスチール写真のみで紹介する。




ドライビングレンジとアプローチ練習場も広大。オフィシャルショップは長蛇の列
入場ゲートから100メートルくらい歩くと、アプローチ練習場とドライビングレンジが見えてくる。また、途中には選手のスタート時間が書かれた紙が置かれているボックスや、インフォメーションボードがある。




オフィシャルショップは長蛇の列だったが、オペレーションが良いので30〜45分くらいで入店
入場ゲートから200メートルくらい歩くと右手にあるのがパトロンから大人気のオフィシャルショップ。朝は長蛇の列だ。
どのくらい待つのか不安になるが、オペレーションが良いのかどんどん進んでいく。筆者がいつも利用するのは最も混んでいる時間帯(8時〜9時)だが、いつも30分から45分くらいで入店できる。選手がラウンドしている日中の方がオフィシャルショップは空いているが、その時間は観戦に当てた方が良いので、混んでいてもオフィシャルショップは朝に利用している。
オフィシャルショップ内の撮影はNGなので写真はないが、キャップ、ウェア、小物など、様々なものが売っている。どんな商品があるかなどお土産の詳細については下記ブログを読んで欲しい。
マスターズ観戦のお土産事情!マグノリアレーンでの無料記念写真も必須
なお、大量に買い込んでしまった場合は、ショップの隣に預かってくれるところもあり、筆者も過去に何度か利用している。
また、オフィシャルショップの商品は売り切れてしまうので早めに買おうという記事を以前読んだことがある。2017年、オーガスタナショナルゴルフクラブに訪れたのは決勝ラウンドの土日だけだったので品薄になっているのではと心配したが、商品は補充されているようで無事に大量のお土産を購入できた。ただ、ポロシャツなどサイズのある商品に関しては、希望のサイズが売り切れてしまっているケースがあるようだ。


観戦の合間にパトロンが寛ぐスペースを通過すると、いよいよコースに!
オフィシャルショップを過ぎるといよいよコースまであとわずかだ。コースの手前にあるのが、パトロンが座って寛げるスペース。携帯電話が持ち込めないため、公衆電話が混んでいる。
そしてコースに到着。何度訪れても感動する瞬間だ!右手にはテレビ中継でもおなじみの選手のスコアボードがある。左に上がっていくと、1番ホールのティーグラウンドだ。





更新情報
2020年6月13日更新